日本の美の原点、「大和比」
私たち日本人が強く惹かれる美しさには、訳がありました。エジプトのピラミッドや古代ギリシャのパルテノン神殿に使われた黄金比と並んで、最も美しく安定した形を生み出すと言われる比率、白銀比です。
奈良の法隆寺や大阪の四天王寺の伽藍、金堂など、古くから日本の建築や彫刻、生け花などに用いられてきた比率で、「大和比」とも呼ばれています。そして、この日本人の心に沁みついた美意識は、きっと住まい創りにも活かすことができると、私たちは考えたのです。
伝統美と最新技術から生まれた家、カーサアマーレ
どこから見ても破綻の無い「大和比」。この美しさを住宅として実現することを目標に、カーサアマーレの開発は始まりました。伊勢神宮の「大和比」の美しさをお手本に、何回もデザインを見直し、端正な美しさを陰で支える強さを実現するために、最新技術を惜しみなく注ぎ込み、注文住宅以上の品質と規格住宅以上のコストパフォーマンスを追究しました。
求めたものは、いつまでもシンプルで美しい、そして強い家。これからの人生を、より美しく楽しんでいただくための住まいです。
平屋でもない、二階建でもない「遺す」ための住まいの形
「大和比」から生まれた切妻の端正な外観は、日本古来の伝統美。そして歳を重ねるほどに、その平屋造りの美しさに惹かれるようになるのは、私たち日本人に共通する感覚なのかもしれません。カーサアマーレは、この穏やかな美しさのバランスを損なうことなく、間取りの変更も可能な二階建ての住まいを実現しました。
普段の生活に必要な機能は一階部分にコンパクトにまとめ、来客や、収納、あるいは趣味のためのスペースとして二階も楽しむ。しかも、必要なときになったら間取りも変えることができるという、次の世代の使い勝手までを考えた、新しい提案です。